「牛タン食いてぇなあ…」


全てはこの一言から始まった。
というわけで行ってきました宮城県仙台市。


宮城に行く前に〜
日帰りで行ける距離ではないので一泊二日の小旅行になりました。
旅行と言えばしおり!
と、踝氏と共にしおりを作製。

一部抜粋。

T.目的と概要
 1.目的
   本場の牛タンを楽しむ。
   そして、異なる地の歴史や文化を学び、教養を深める。
   もっと小十郎と政宗のことが知りたい…。

U.注意事項
 1.一般的心得(マナー)
  ・周りに迷惑をかけない
  ・腐女子的発言は控える。
  ・旅を楽しく過ごすため、体調管理には十分に注意を払う
  ・盗難、置き引きには注意する。
  ・貴重品を常に身につける
  ・知らない人についていかない。
  ・忘れ物はないように。
  ・ゴミはちゃんと持ち帰る。
  ・撮影禁止区域では写真を撮らない。

V.係
  ・しおり係(   )
  ・美化係 (   )
  ・思い出係(   ) 


そして表紙は


のーん
三人旅行というわけで無駄に信号組カラーにしてみた。


〜旅立ち〜
夜な夜な出発地点のバス乗り場に集います。
ここで今回の旅メンバー紹介

いずれも筋金入りのオタクです。
さてさてどんな旅になるのやら。


〜やってきたぜ仙台〜
午前6時半くらいに、仙台到着。
3人ともしっかり睡眠が取れず朝からテンション低め。
最初の観光地は日本三景のひとつ、松島。
しかし体力と眠気がクライマックスで景観を楽しんでる余裕がほとんどありませんでした。

瑞巌寺&青竜殿と伊達政宗歴史館でいっぱいいっぱい。

まさかの伊達かふぇ定休日でテンションはどん底に…。


気を取り直してランチタイム。
和宏は牛タン定食、残念さんは海鮮丼、そして我らが踝さんはうな重を注文。
ゴーイングマイウェイ踝。
流石です。

満腹になって3人の眠気は頂点に…これはヤバいと宿へ。
絶対可憐チル○レンとポ○モンを観てから夕食を求めて仙台駅に向かいます。

牛タンの店が並ぶ牛タン通りから美味いと評判の「利久」をチョイス。
踝さんは空気を読んで牛タン丼定食、残念さんは牛タンカレー定食、和宏は牛タンキーマカレー。
しかしここで思わぬ誤算。
和宏の選んだ牛タンキーマカレー。
牛タンは粉々のミンチにされ原型皆無。
馬鹿な…計算してないぞ…!
仕方ないので「所詮我も駒の一つ…」とか思いながら食べました。
牛タンの食感は無かったけど美味しかったです。
その後宿に帰って就寝。
和宏は夜食にずんだ餅を購入していましたが、結局食べず仕舞い。
眠気が食欲に勝った瞬間です。



朝〜
バスの時刻を間違えいきなり予定が狂います(最初っから狂ってたけど)
霧雨も降ってきて不安な感じ。
仙台駅で電車を待ちつつ、朝食。和宏は昨日のずんだ餅を頂きました。


愛しのずんだ餅

朝から大量のずんだ餅はかなりヘビーなのでオススメしません。


うとうとしながら電車に揺られ、着いたのは白石駅。
そう!目的地はあの片倉小十郎影綱のお城「白石城」
雨の中、片倉さんののぼりを頼りにお城を目指します。


成実「じゃあ俺が行きますよ」


坂道もなんのその、見えてきました白石城。

城が見えて三人のテンションは急上昇。
早速天守閣に斬り込み!
…と見せかけて
出入り口にあった記念スタンプに寄り道。
「この時を待っていた…」としおりを取り出し、押す。
そして片倉家の陣羽織りを羽織って記念撮影です。

モデル:????

この後天守閣を見学〜。
眺めは最高でした。雨さえ降ってなければ山も綺麗にみれたかも?


お次は白石城の近くにある資料館へ。
と、そこに見覚えのあるキャラが!




絡み〜つ〜く闇を切り裂いて〜♪
こじゅ&伊達のツーショット特大パネル。

何故。

人がいないのをいいことに三人とも接写接写接写。
バサ伊達がイケメンだったことを再確認しました。


どうやら白石市はバサこじゅで町おこしをしているようです。
資料館内の壁には新聞にカラーで取り上げられたバサこじゅが壁に貼ってあったり、
例のジュースが売ってたり、
食堂には数量限定「小十郎うーめん」「ごぼううーめん」がありました。
メニューの説明には「お楽しみアイテムを使ったうーめんです」
…ってどうみてもバサこじゅです。
そんな感じで白石市のバサこじゅプッシュは凄かった。



さて電車に揺られて再び仙台市へ。
バスに乗って政宗さんちの霊廟「瑞鳳殿」に向かいます。
バスから降りてさあ行こ…ってめっちゃ坂道じゃん☆
瑞鳳殿は丘陵地にあるので当たり前っちゃ当たり前なんですが、ちょっとびびりました。
でも伊達のた〜めならえんやこ〜らせ♪
息を切らしながら瑞鳳殿に到着。
ここにも記念スタンプがあり(以下略)いよいよ政宗公が眠る霊廟へ。


これは生で見ることをオススメします。

とにかく豪華絢爛!めちゃくちゃ綺麗でした。
お盆だったので政宗公とその他一族も帰ってきてるのかな…などと思いながら手を合わせてきました。南無ー。
お次は資料館へ。
これは伊達一族はもとより、戦国ファンにはたまらん品々が展示されてました。
政宗公とかの遺跡発掘調査のビデオを超真剣にみる若者三人。
怪しさ満点です。


下山?しておやつタイム。
残念さんはマカロンアイス、踝さんはスイートポテト、和宏はずんだソフトクリーム。
みんなフリーダム過ぎです。


後味がすごく豆でした



さていよいよ仙台で一番人気があるであろう観光名所・青葉城跡へ。
あの有名な像を拝みに行きました。

どーん。
思った以上にでかい。なんだこのでかさは。

大きさに驚きつつ、両目があるか確認。
(政宗の死後に描かれた肖像画・像には両目が入っています。
これは政宗が「親から授かった身体の一部を失ったのは親不孝である」と考え、望んだそうな)
一生懸命右目を見ようとしましたが逆光で見えない。
カメラをアップにしても見れない。
どうにかして見ようと政宗公の周りをウロウロ。

「何見てんのよ」

この政宗公にも両目がありました。

お次は同じ敷地内にある宮城県護国神社にGO。
とりあえず来たからには参拝(恒例)
おみくじやお守りがたくさんあったのでひとつ引いてみました。

えんみくじなのだよ。

次は青葉城資料展示館。
ここにはCGで再現された仙台城をスクーリーンで見ることができ、
小粋な小十郎と伊達な政宗公が楽しく説明してくれました。
あと仙台城とその城下をバーチャル体験できるコーナーがあり
滅茶苦茶楽しかったです。
政宗公の「伊達な計らい」の空回りを知ることもできます。



時間もいい感じになってきたのでタクシーで市内に戻ります。
予定では「伊達パフェ」なるものを出してくれるカフェに行くハズでしたが
去年の秋に閉店したことを知り、することがなくなってしまうという事態発生。
リサーチ不足でした…くっ。


ぷらぷら歩きながら仙台駅に向かいます。


途中で「べこ政宗」を発見

腹減ったし行くべ!


牛たん焼いてるのが目の前で見れる席に通されました。
ラッキー。
牛タンのとなりで焼かれる笹かまも美味しそうです…じゅるり。


柔らかくてジューシーで美味い!


牛たんを食べた後は駅まで歩いたり、駅内をふらふら徘徊して過ごしました。
…多分。
(あまり記憶がない)

楽しかった時間もあっという間に過ぎてしまうものです。
こうして三人は仙台を後にしました。
グッバイ仙台!楽しかったぜ!