慶次ついての語り(memolog)

2006/11/24

慶次は物事の中心にはいなくて少し離れた所から人々をみている感じ。

祭りなんかあると最初はみんなと一緒に騒いでるんだけどいつの間に
かいなくなって、離れた場所から祭りを楽しむ人達を眺めつつ一人で
酒を呑んでるに違いない(妄想し過ぎ)
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慶次はねねが死んだ時に今まで構築してきた世界が全部崩れて
死んしまったのだと妄想してます。
それから生き返って1から自分の世界を構築し直し
今の恋恋言ってる戦国時代に合わない彼になったんです。
世界を再構築する際に彼は戦国の世とは別の世界に精神を置いてしまいます。
理由は世界が崩壊する程すきだったねねのいない世界に自分の
存在を見い出せなかったか、死んで一線引いた所から戦国の世を
みてその儚さを嘆いたのか、他に思う所があったのか(ご想像にお任せします)
そういうわけで慶次は、肉体はこの世に、精神は違う場所に存在するという
不自然な状態になり、それ故にまるで舞台をみている観客の様に戦国の世に
生きる人々を少し離れた所からみているのではないかと思います。
物語(世の流れ)には参加しない。でも慶次は人間が好きで人間と関わりたいから
物語には関係のない所でおせっかいを焼いたりするんです。武将達に恋を説いたり。

何言ってるか途中でわからなくなってきました…とりあえず私慶次に夢見過ぎですね。



2006/12/16
慶次エンディングムービーをみてると泣きたくなります。切ないなあ。
このどうしようもない感がとても好きです。
バットエンドではないけどハッピーエンドでもない。
ひとつの過去に区切りをつけた慶次は何を思ったのでしょう。
なにか一言でも触れてくれたらよかったんですが
客観的なシーンでしめられてしまってどうにもこうにも。
思いは一生腹に抱えていくんだろうなという風に受け取ってます。
割り切るとか乗り越えるとか糧にするなんて話ではないの。



2006/12/18
「全てを忘れて楽しく生きる」
この言葉が、重い。何も知らない人が聞けばただの情けない逃げに聞こえるけれど
これは彼の苦渋の選択なのかもしれない。
恨むな責めるな憎むな逃げろ、全て恋した彼女の為。




2008/4/1
慶次は人を殺した事はないと書いてましたが、それは「相手に確かな殺意を持って」
というのが前提だったことに気付きました。凄く狭い視野で語っていて恥ずかしい限りです。
で、様々な状況を考えるとやはり慶次は人を殺したことがあるんじゃないかと思います。
ドラマCD「邂逅〜瀬戸内の戦い〜」での慶次が長宗我部に毛利を討たせる策、
過去場面での慶次達が取った策は間接的とはいえ、まさにそれではないでしょうか。

卿はなかなかに残酷だな(松永さん談)



2008/4/19
慶次の首から垂らしてる御守りの中には宝くじが入っている(byちりとてちん)ような気がして仕方がない。
もしくは麦(by狼と香辛料)前田の家紋が入ってる辺り、ねね関連では無いと妄想してます。
ところで家紋入りの物を首から下げる行為って「私は前田家の人間だ」と言ってるもんですよね。
家紋入り御守りは慶次さんと前田家を繋ぐ首輪か?と斜め上の妄想…やだどうしよう萌える。
じゃあ御守りはどういう経緯で慶次の首にぶら下がっているのか。
史実を織り交ぜて妄想すると慶次ママが前田家に嫁いだ時に上げたのかなあ…なんて。
前田家の血筋じゃないけど当主は貴方よ、みたいな感じで。

と、暗い感じに考えてみたけどやっぱり宝くじ入れでいいや。




2008/8/17
絶対有り得ないけれど、ねねは慶次の妄想が生み出した女なんだよ説が捨てきれないです。
だって慶次の妄想に秀吉とはんべ先生は付き合い、かの女性がいるように振る舞い続けていたら、美味しいじゃないか。
ねね殺害の真相は、秀吉が劣等感から慶次を殺そうとしたのを、慶次が「秀吉が自分にこんなことをするはずがない」と
現実を否定し、自分をねねとすり替えて心のバランスを保とうとした結果だったら面白いじゃないか。



2008/9/19
慶次は自分のいた形跡を残さず生きてるイメージがあります。
いや違う。風来坊だから痕跡が残りにくいんだ。
あと周囲(主に京都の人達)が知らないふりをする。
例えば慶次が消す。誰かが慶次を探しに京へ上り、人々に尋ねても「そんな人は知らない」と口を揃えて言う。
混乱する相手をみて楽しんでいる、そういう感じ。
うまく言えないですが慶次がいた痕跡が、楽しい祭りの終わりを見てるみたいで面白くない。



2009/2/28
君が蛇の道を選んでも、僕はどこまでもついていくよ。
お前が蛇の道を選んだら、殴ってでも止めてやる。
あなたがどんな道を選んでも、私はあなたの帰る場所であり続けます。



2009/4/6
ねね。ねね。
俺はまだ過去を忘れない。
ねねがアイツの為にしてやりたかったことを、
ねねがアイツの為にするはずだったことを果たすまでは忘れない。
だから
だからもう少しだけ
あなたの名前を呼ばせて。

とかなんとか。慶次が過去にこだわり続けるのは秀吉の為説を推します。
秀吉が今の生き方で突き進んでいけば遅かれ早かれ「独り」になってしまうのは容易に想像出来ます。
はんべさんは長く生きれなさそうだし、力で手に入れたものは力を失えば
簡単に無くなってしまうモンだって偉い人が言っていた気がする。
ねねは秀吉の弱さも何もかも受け入れて側にいてくれようとした女性なんじゃないかなーと妄想してます。
ただはんべさんとは違って、秀吉が間違ってると思ったらちゃんと諫める。味方だけど諫めてくれる人ってなかなかいません。
そんな彼女が秀吉の心の寄りどころになってしまったのが殺害の原因のひとつではなかろうか。
んで、ねねがいなくなってしまった今、秀吉が「独り」にならないようにねねの役目を慶次が引き継いでいるんだったら泣く。
ねねみたく上手く諫められないから辛い過去を引き合いにして秀吉と関わり続けようとしていたとしたら…言葉に出来ない。
これが過去に異常にこだわる理由。…だったらいいな。



2009/9/29
秋の夜長ですが慶次は夜寝るイメージがありません。なんというか布団で寝る姿が想像出来ないでござる。
昼寝してるし、夜はキチンと睡眠を摂らなくても平気な人種かもしれないと妄想したら萌えました。
夜はロマンスがいっぱい。明け方は生命の息吹を感じます。日輪よ…!



2009/11/6
行き場のないドロドロとした感情は澱のようにたまりやがて溶けて染み出して依りしろを壊してしまう。
だから慶次。お前は長くない。お前は生きながら腐り落ちて死ぬのだ。
慶次は腐って死ぬよねーみたいな。




2010/6/7
時々「ねね」は慶次の夢の世界の住人なんじゃないかと思う。
慶次は実はさりげなく壊れてて、時々お花畑の世界と現実があやふやになる。
お花畑の世界は秀吉にねねって言う素敵な恋人がいて、秀吉と仲睦まじく暮らしてるんです。
心の底から秀吉には幸せになってほしい願望。あと現実に居場所がないと感じている慶次の願望。
慶次は普通に「ねねと仲良くやってるか?」と秀吉に話を振ってきます。
秀吉は優しいので、慶次の世界に話を合わせてあげます。
はんべ先生はそれがちょっと気に食わない。
意地悪ではなくて、はんべ先生は慶次に現実に帰ってきてほしい。
今ならまだこちらに帰ってこれる、やり直せる、慶次は現実で幸せになれる権利があると考えている。
そんな感じで三人は過ごしてたんだけど、松永氏の乱入により秀吉は蛇の道を選ぶ。
秀吉に何も言えなかった慶次は、夢の世界で秀吉が豹変しねねを殺してしまう。
慶次は夢の世界でも居場所を失い、現実の世界に帰って無気力に生きる。




2010/7/20
慶次がなぜ常に間に合わないのかと思ったら、答えはすぐ出た。
要は他の武将は忍び等人を使って情報収集するところを、慶次は全て単独で行っているから。
情報を制す者が戦を制すってことで、武将達は常にアンテナを張っているから行動に移るのが早いと。
情報網のイメージとしては慶次は根っこ(一本の線から細分化)、武将達は蜘蛛の巣(一点から全方向に細分化)。
さらに慶次は一般市民みたいなものなので情報戦には絡んでいけない。
うーんこう考えると大変だなあ…慶次も忍びの一匹くらい用意したらどうだろうか。



2010/9/16
ねねという女がいたと思ったけどそんなことはなかったぜ!
みたいな漫画をいつか書きたいと思い続けて数年経ちました。
どうオチをつけたらいいか未だに悩んでます。
趣味全開でいけば発狂→自殺エンドですが、慶次が自殺する姿が想像出来ない。
かといってお花畑に永住エンドはある意味ハッピーエンドだし…誰かに殺してもらうのが一番かなあ…。
中途半端に狂った慶次の頭を秀吉がグチャッと潰(以下略)
余韻は小説っぽく書くならこんな感じで↓

〈妄想〉
重量に従ってお前の体はゆっくりと地面に倒れる。
「…けい…」
お前の赤で染まった手が震えた。命を潰す寸前、この手に確かに感じた。
血とは違う、感情が宿った生温かい水。
「お前は…」
正気だったのか?問うても返事はもう二度と返ってこない。
口どころか顎から上が醜くひしゃげて、無くなってしまったのだから。
〈/妄想〉
みたいなー!私だけが楽しいのは百も承知です。